親知らずのの良い点
こんにちは。上田です。
今回は、知っているようで知らない「親知らず」について紹介します。
皆さんは、”親知らず”にどんなイメージをお持ちでしょうか。
横向きに生えてきたり、虫歯になりやすかったりと、悪いイメージをお持ちの方が
ほとんどだと思いますので、今回は良い面をご紹介したいと思います。
親知らずの正式名称は”第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)”、”智歯(ちし)”、
”知恵歯(ちえば)”と様々な呼び名があります。
親知らずはなぜ”親知らず”と呼ばれているかご存知でしょうか。
親知らずは18歳頃から生えてくる歯です。
大昔の人は、18歳はすでに成人として親元を離れている年齢の為、
親の知らないうちに生えてくる歯、ということで”親知らず”と名づけられたようです。
すでに親知らずを抜歯している方が多いと思います。
しかし、無理して抜かなくてもよい場合もあるそうです。
きちんと生えていて、かみ合わせが出来ている場合や、
残しておくことで、義歯の支えになることもあります。
また最近では、親知らずが健康な時に抜いて、
特別な機械で冷凍保存しておき、別の部位の歯が抜けてしまったときに
親知らずを代わりとして使用するという技術も進んでいます。
自分の歯を保存しておき、万が一の時に再利用して
今までと同じように物が食べれるというのは、
とても嬉しいことですね。嚙み応えもほとんど変わらないらしいので驚きです。
親知らずが今後どんな生え方をするか、抜いたほうがよいのか等、
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
次回は「口内炎」について紹介します。