インプラント・一般歯科

  • Dr. イナーキ・ガンボレナ(スペイン)のインプラント実習に参加してきました

    Dr. イナーキは世界における、インプラント抜歯即時埋入(歯を抜いたその日にインプラントを埋入すると同時に歯肉や骨の移植もおこなうこと)第一人者です。

    特に前歯部の審美領域に強く、常にクリエイティブな発想を得意とします。

    現在の歯肉移植の採取部位のゴールドスタンダードは口蓋(上あご)ですが、

    Dr. イナーキは上顎結節(上顎の奥歯のさらに後ろ)から採取します。

     

    この医学的根拠は口蓋よりも結節の方が1型コラーゲンに富むからということでした。

    加えて量もとれる。骨や歯肉を移植して数ヶ月すると必ず約20%はボリュームダウンします。

    それを見越して我々には120%の量が必要です。そういった視点に立つと結節の方が採取部位としては優れています。

    デメリットとして過形成になることがありますが、多い分は削れば問題ありません(足りないものを増やす方が大変)。

    米国ワシントン大学では積極的にこの手法を用いています。

     

    院長 冨田 尚充

     

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  • ノーベルバイオケア社のシンポジウムに参加してきました

    インプラントを世界で初めて製品展開した、インプラントシステムのパイオニアであり、
    世界最高水準のインプラント製品とソリューションを提供するノーベルバイオケア社。

    9/7(日)、そのノーベルバイオケア社のシンポジウムに参加してきました。

    毎年この時期に開催されているのですが、

    今回のシンポジウムは世界のトップ歯科医師が一同に集まる特別なものとなりました。

    スウェーデンのDr. Berti Friberg やDr. Stefan Lundgren、 
    スペインの Dr. Inaki Gamborena、アメリカの Dr. Joseph Kan、 
    そして All On 4(オールオンフォー)の提唱者であるポルトガルのDr. Paulo Malo。
    テーマはインプラント周囲炎、骨移植、オーバーデンチャー、
    抜歯即時埋入など 多岐にわたり、
    世界のグローバルスタンダードが何なのか を理解するよい機会でした。
    技術の発展や、新しい治療方法の開発など、医療は常に進化していきます。
    こうした進化や発展を常にキャッチし、「今」だけでなく継続的に、
    船橋市・千葉県、そして日本において最高レベルのインプラント治療を
    実現する医院であるべく、今後も自己研鑽を継続していきます。
    院長 冨田 尚充
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  • 小宮山彌太郎先生の手術見学をおこないました

    先日、日本におけるインプラント治療のパイオニアである小宮山 彌太郎先生の
    病院にて手術を見学してきました。

    私は小宮山先生のもとでインプラン ト手術の基本を学び、
    定期的に手術の見学をさせてもらっています。
    手術以外にも審美歯科治療や歯周病治療なども参考になるところが多かったです。
     小宮山先生の「なによりも患者さんのことを一番に考える」スタンスに
    共感をおぼえるとともに、ますます尊敬の念を抱きました。

    写真は出版されたばかりの小宮山先生の書籍

    きたならエキ歯科
    院長 冨田 尚充

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